他者と自分との比較は無駄

私たちは学校や家庭、会社、社会のあらゆる場面で比較を強要される。一番初めはやはり学校のテストだろう。何点で順位は何番目で、あの子よりは上、その子よりは下など。

その結果私たちが学んだことは何だろうか。人よりも上に立つことが素晴らしいことであり、幸せだと洗脳されただけじゃないだろうか。結局人が70億人もいる中でトップに立つなんてほとんどの人間にとっては不可能だ。もちろん自分もそのうちの一人だ。そうやって競争のうちで手に入れた幸せなど相対的なものであり、自分よりも上の者が出てくればそれは一瞬で崩れ去る。そんなものにすがって生きていればいつかは必ず敗れる時が来る。