何のために大学に行っているのか?

 それは自分の人生をよりよくするための手段として通っている。別に親を喜ばせるためでも、世間や他人から評価されるためでもない。大学のために自分があるのではなく、自分のために大学がある。だから大学に行く必要がなければ行かなければいい。大学に通うことが自分にとってメリットにならなければ通う意味がない。大学に通うことがメリットの源になるように自分から働きかける必要がある。

 大学がつまらないのではなく、大学に通うことの中に楽しみや成長、メリットを見つける目を持たない自分がつまらないのだ。受け身で大学から与えられることをいくら望んでいても、本当に楽しいことややりたいことが見つかるはずがない。自分のためになるスキルや経験、個性を伸ばす機会を自ら獲得しなければならない。大学が楽しくないのではなく、自分が大学を楽しもうとしていないだけだ。

 そうやって大学に通う意味を熟考し、自ら主体的に楽しむ努力をしたうえで、通う意味を見出せない、もう学べることはない、楽しむことができないと思うならば、その時は辞めればいい。はっきりいって楽しくもない、やりたくもない、学ぶ意義を感じられないことなどさっさと辞めてしまった方がいい。やりたくないことを続けるなんて人生の時間の無駄だ。

 

 具体的に自分を例として考えてみる。自分は現在、某国公立大学に通っているが、それは何のために?今そこに通っていることが自分の一回限りの貴重な人生をより良くするために必要なことなのだろうか?

何のために大学の授業を受けているのか?それは授業の内容を理解して楽しむため、成長してスキルを身に着けるため。新しい経験を積むためだ。

 

まず授業を受けること自体に喜びや意義、楽しみを見出しているだろうか?とりあえず面白いと思う授業を見つけよう。